正しい食べ方が悪化を防ぐ

和食

食後の血糖値急上昇に注意

糖尿病になると、すい臓から分泌されるインシュリンの量が減ったり、インシュリンの働きが悪くなったりします。インシュリンの分泌や作用がうまくいかなくなると、食事した後だけでなく常に血糖値の高い状態となっていきます。こうした状態を改善しないまま放置してしまうと糖尿病は次第に悪化し、腎臓の機能までが損なわれてしまったり、眼にダメージが及んで失明に至ったりします。そのようなことにならないためには、病院で糖尿病の薬物治療をきちんと受けるとともに、糖尿病の食事に切り替えて食習慣から改善していくことが大切です。糖尿病の患者にとって、血糖値が急激に上昇することは非常に危険なため回避しなくてはてはなりません。それにはまず適正な体重に戻し、それをキープしていくことが必要となります。適正体重は身長だけでなく年齢やライフスタイル(職種など)によっても個人差の出てくるものなので、医師との面談によって正しく求めることが望ましいといえます。糖尿病の食事療法というと「とにかく糖質を摂ってはならない」と誤解されることもあるようですが、実は主食と主菜と副菜のバランスよく揃った食事を規則正しく摂ることが糖尿病の食事療法において最も大切なことです。もちろん、糖分の多いジュースやお菓子などはなるべく避けた方がよいですが、栄養バランスの整ったおかずとともに適正量のご飯やパンなどをしっかり噛んで食べるよう心がけましょう。早食いの人は血糖値の急上昇を招きやすいので、ゆっくり食べる習慣をつけることも大事です。最近は糖尿病の食事を宅配してくれるところも増えているので、そうしたサービスを利用するのもおすすめです。